誘惑や怠け癖を断ち切る！春日神社、山口県防府市

1186年創建
山口県防府市大字牟礼1354

御朱印授与時間9:00～17:00
参拝時間自由
(↑参考文献　御朱印でめぐる　山陰山陽の神社　Gakken　より)

祭られている神様

武甕槌命たけみかづちのみこと
斎主命いわいぬしのみこと
天児屋根命あめのこやねのみこと
比売神ひめのかみ…女の神様を総称して比売神と言うが、春日神社での比売神とは、天児屋根命の妻の天美津玉照比売命あめのみつたまてるひめのみことであることが多いそう。

拝殿の前には、狛犬が神社を守り、使いである神鹿しんろくが待機しています。

鹿島神宮（茨城県）の武甕槌命が、白鹿を引き連れて、白鹿に乗り御蓋山みかさやまに現れたいう伝説により、白鹿が神の使いとして愛護されているそうです。

ここの神鹿は、リアルで今にも動き出しそうでした。

訪れた日は小雨。山の上の方に霧がかかっていました。

晴れていたら、緑が輝く美しい風景だったでしょう。

ご祭神の武甕槌命は、大国主神に国譲りを承諾させた神様。不安や誘惑、怠け癖を断ち切る「剣の化身」の神様だと言われています。

武甕槌命が祭られている神社にお詣りするのは、今回訪れた山口県防府市の春日神社が初めてでした。

境内の空気はキリッとしていて、背筋を伸ばし、丁寧に正しく行動しようという気分にさせられました。自分に厳しくストイックでありたい、かっこいい自分でいたいと決意を新たにしました。

武甕槌命が祭られている春日神社が大好きになりました♥

花壇や植え込みは丁寧にお手入れされている様子。神様と神主さんの整っているお人柄が垣間見えた気がしました。

珍しい白い彼岸花を間近でみることができました。

春になると、ハート型の桜の木が満開になり、映えスポットとして人気です🥰

春日神社で毎年行われている「大寒みそぎ」。暦の上で最も寒いとされている大寒に、冷水につかり身を清めます。大寒の日から3日間行われ、朝夕に冷水につかり、無病息災を祈ります。水の中では、心身を祓い清める神「祓戸大神」を連呼します。

2024年は、最高齢は86歳、最年少は8歳、80名の参加があったようです。参加者が冷たさに耐え、一心に無病息災を祈る姿は、見ているこちらまで勇気づけられ、心が洗われ元気になれる気がします。

素晴らしい神事ですね☺